9月の台風シーズンに備えて
お盆に西日本を縦断した台風。
今回は、大きい被害はありませんでしたが、まだ油断はできません。
関西国際空港を運営する関西エアポートは15日午前、航空会社や大阪航空局など関係30機関が参加する総合対策本部を設置。
会合を開き、滑走路やターミナルに浸水があった場合に備え、排水作業や旅客対応などでの連携を確認しました。
関西エア担当者は「西日本で広範囲な影響が出ると予想される。情報をしっかり共有して対応したい」と表情を引き締めました。
対策本部は、昨年の被害を踏まえて今年4月に策定した新たな事業継続計画(BCP)により設置。
新BCPでの設置基準は、最大風速で判定される台風の「強さ」が「非常に強い」以上の場合に設置するとしており、今回は該当しないが、関西エアは「新BCP下で近畿に接近する初めての台風なので設置を決めた」としています。