りんくうタウン内に12/25にOPEN♡
国際規格のアイススケートリンク×西日本で初となる常設のカーリング場を併設♪
大阪府泉佐野市が関西国際空港の対岸、りんくうタウン内に2019年中に関空アイスアリーナ(仮称)を開業します。
アイスアリーナ内に『外国人観光客らを意識した茶室』を設けるなど、スポーツ施設では珍しい試みになります。
関西地区のスケートリンク不足に対応した施設ですが、関空に近い立地を生かし、新たな新名所や賑わいの拠点として期待が寄せられます。
千代松大耕・泉佐野市長は「アイスアリーナを核とした街づくりを進め、ここからアスリートが育っていってほしい」と述べました。
なぜ、泉佐野市にスケートリンクをつくるのか?
斬新な新しい試みにみなさんビックリしましたよね!
このプロジェクトには、たくさんの思いが込められていたのです!
次世代の選手育成やスポーツ振興を図るため!
泉佐野市では、2018年(平成30年)の韓国と2022年(平成34年)の中国で開催される冬季オリンピックを契機に、次世代の選手育成やスポーツ振興を図るため関西国際空港の直近にある「りんくう公園予定地」を活用しスケートリンクを核としたまちづくりをPPP(官民連携)により実現することを目指しています。
スケートリンクを建設するにあたり、泉佐野市が主体となって、『ふるさと納税』の制度を使い、皆様方から2016年(平成28年)7月1日より寄附金を募っています。
ふるさと納税の制度を使って寄付金で作られています!
ふるさと納税とは、自治体への寄附金のことです。
個人が2,000円を超える寄附を行ったときに住民税のおよそ2割程度が還付、控除される制度です。
このクラウドファンディングは『ふるさと納税』対象事業です!
アイススケート場の減少
氷上を華麗に舞うフィギュアスケート、パックをゴールに打ち込むために選手が激しくぶつかり合うアイスホッケー、少しでも早くゴールするためにしのぎを削るスピードスケート…。
スケートリンクが不可欠なスポーツで日本の選手が活躍する場面をテレビでも多く見られますが、国内のアイススケート場は減少傾向にあります。
文部科学省の体育・スポーツ施設現況調査によると、昭和60年の738をピークに、平成20年には196になっています。
平成26年度は統計データがないものの、関係者によれば屋内・屋外リンクを併せて110か所程度、平成28年度には100か所程度にまで減少しているのではないかと言われているそうです。
未来のアイススポーツ選手のための練習場を確保したい!
スケート関係者が望んでいるのは季節・天候に左右されずに練習や競技ができる「通年型屋内リンク」です。
そうした施設に限定すると、近畿地方では大阪府に3か所、兵庫県と滋賀県にそれぞれ1か所となり、京都府・奈良県・和歌山県には存在しません。
しかも、大阪府内のスケートリンク3か所にもそれぞれ「慢性的な予約満杯状態」「国際基準を満たしていない」「学校リンクなので利用できる人が限定される」といった課題が残っています。
フィギュアスケート、カーリング、女子アイスホッケーなど五輪での日本人選手活躍もあってスケートリンクに注目が集まっています。
加えて、平成30年2月には韓国の平昌、平成34年2月には中国の北京と、日本に近い場所で連続して冬季五輪が開催されることもあって、今後ますます競技人口が増えて施設のニーズが高まることが予想されています。
立地の優位性を考えると、国際空港の近くにあるというのは利便性の上で国外の選手も利用しやすいという点で特筆すべきものがあると言えるでしょう。
なぜ泉佐野市にスケートリンクを造るのか
今回のプロジェクトの発端は、平成26年11月、大阪府スケート連盟などから泉佐野市へ関西国際空港直近の「りんくうタウン」周辺で国際大会開催が可能なスケートリンクを造りたいという相談があったことに始まります。
泉佐野市沖合に浮かぶ関西国際空港。
ビザ発給緩和や格安航空会社(LCC)の本格就航などが相次ぎ、アジアからの旅客数が大幅に増加しているところです。
年度で見た外国人旅客数は平成28年度が前年比13%増の1,242万人と、過去最高を記録しました。
これは5年連続の増加で、平成23年度の276万人と比べると4.5倍という驚異的な数字になっています。
今回の計画で泉佐野市としては、
(1)たくさんの来訪者が憩える「公園的空間」を作りたい!
(2)訪日観光客(インバウンド)が増えているのをきっかけに、りんくうタウンをもっと盛り上げたい!
(3)日本の玄関口にふさわしいインパクトがほしい!
(4)氷上競技を通じてスポーツ振興したい!
という4つの目的を一度に達成する一手としてスケートリンクを核としたまちづくりをやっていきたいと考えています。
通年利用可能なスケートリンクは大阪府では4カ所目!
広さ
約1.5ヘクタールの敷地に60×30メートルのスケートリンク1面と、長さ45メートルのカーリング場を2レーン整備する。
延床面積:4,732.5㎡
メインリンク:30m×60m
サブリンク:30m×12.9m
観客席:500席
収容人数
最大で2千人程度収容できる観客席も設ける。
事業費は約28億円。
どんなアイススケートリンクになるのでしょうか?情報が分かり次第、泉州じゃーなるでもお伝えしていきたいと思います☆