\【大阪ストリートミュージシャンの「輪」】とは、大阪を拠点に活動するストリートミュージシャンを多くの方に知ってもらう為に始まった企画!!/
ストリートミュージシャンの方から次のストリートミュージシャンの方を紹介してもらい、
「絆のバトン」を渡して大阪のストリートミュージシャンで「輪」をつくっていこうというのが今回の企画です。
第7弾の「Miharu.」さんから紹介して頂いたストリートミュージシャンは「大野ヒロカズ」さんです!!
ストリートミュージシャン「大野ヒロカズ」さんをインタビューした内容をご紹介をします♪
「大野ヒロカズ」さんのプロフィール
プロフィール
「Miharu.」さんとの繋がり
―前回ご紹介した「Miharu.」さんとはどのような繋がりなんですか?
大野:一年前に一緒に路上ライブしていた後輩に、たまたま、「Miharu.」ちゃんを紹介してもらったのがきっかけです。
もともと、「Miharu.」ちゃんとはTwitter上では、お互いのことをなんとなく知っているような関係だったんですけど、顔を合わすのはそのときが初めてでした。
顔を合わせたその次の次の週くらいには、「もう路上ライブ一緒にしましょう」ってことになって、その後輩の子と、僕と、「Miharu.」ちゃんの3人で、路上ライブをしました。
そこから僕が、「Miharu.」ちゃんのワンマンライブをギターでサポートしたりとか、企画ライブをしたりするようになりました。
―企画ライブもしてるんですね。
大野:そうなんです。僕もMiharu.ちゃんもマイクに通さない生声が大きいんで、ライブハウスであえて、生声生音で、路上ライブの感覚をそのまま表現するような企画をしたりしています。
現在の活動内容について
―現在の活動内容を教えて下さい。
大野:ライブは月にだいたい10本あるかないかくらいです。あとは、TwitterとYouTubeで定期的に動画を載せたりしています。
YouTubeでは、毎週新曲をアップしていて、今年で3年目になります。
―毎週新曲ですか!
大野:そうなんです。ワンコーラスくらいなんですけど、毎週続けています2年続けた後に、その中の50曲をワンマンライブで演奏したりとか。大変だったけど、そのときにそれぞれ好みの曲とかが違って面白いなと思ったし、やって良かったなあと思ったので、続けていきたいと思っています。
―Twitterはどのような動画をあげているんですか?
大野:Twitterは自分が好きな人たちのカバーをあげたりが多いですね。
その日ライブが一緒だった人とか、仲はいいけどあんまり一緒に動画を撮ったことが無いような人たちと一緒にスキマスイッチさんのカバー動画をあげる、「狭間スイッチ」っていうのを不定期でやっています。
僕自身も、あ、この人こんな人なんだって知れるし、ファンの方々にもその人の新たな一面を見せてあげられるし、そういうきっかけとして、何か楽しいことできたらいいなと思って始めました。
音楽を始めたきっかけ
―音楽を始めたきっかけは?
大野:高校入学して何部に入ろうか悩んでいたときに、たまたま仲良くなった子にフォークソング部の体験入部に誘われたのがきっかけです。
そのとき兄貴も、音楽活動をしていたので、なんとなく、ギターのことは知っていたから、じゃあやってみようかなと思って体験にいったんです。
そしたら、まあ先輩たちが見た目が怖い人らばっかりで。(笑)
入部しませんとは言い出せず、そのまま入部する流れになりました。
―最初は自分の意思じゃなかったんですね。(笑)
大野:そうです、上からの圧力に逆らえなくて(笑)でも実際続けてみたらすごく楽しかったんです。初めて1曲丸々弾けて、歌えたときは、すごく達成感を感じたし、怖いと思っていた先輩たちにも、すごく褒めてもらって、知らない間にどんどんハマっていきました。
フォークソング部に誘ってもらわなかったら、間違いなく僕はここにいないんで、誘ってくれた子にはすごく感謝しています。
―就職、進学と色々な道がある中で、音楽の道に進む決意が出来た理由はなんですか?
大野:高校3年生で、就職とかそういうことで悩んでいたときに、アルバイトをしていたコンビニで働いていたおじいちゃんに相談したことがあったんです。
そのときに、そのおじいちゃんが、「あなたがいいと思った道が正解だよ。モラルをおかさない限りは、あなたが選ぶ道が正解。一回限りの人生だし、後悔が残ってしまうくらいなら自分が思った道を信じればいい」って言ってくれたんです。
その言葉に背中を押されて、音楽の道に進むことを決めました。
―路上ライブを始めたきっかけはありますか?
大野:音楽活動をしていた兄貴についていったのが始まりです。そこで路上ライブの楽しさとか、2人ではもったり、ギターの掛け合いをする楽しさを知りました。
そのあとそこで出会った子と、1年半~2年半くらい、2人組を組んで活動したりもしていました。
非日常を伝えていきたい。
―音楽活動をして、どういった想いを伝えていきたいですか?
大野:音楽とか、ダンスもそうだし、絵だってそうなんですけど、いわゆるそういう芸術に触れたいって思っている人って、恐らく非日常を求めていると思うんですよ。
某テーマパークのパレードが普通のパレードだったら面白くない。夢を感じたり、エンターティメントがあったり。
僕は一人で活動しているけど、一人でもそういった非日常を提供できるんだよってことを伝えていきたいですね。
―大野さん自身が非日常を感じるのはどんなときですか?
大野:うーん、あまり考えたことはないですけど、強いて言うなら曲を書いているときですかね。僕の曲ってフィクションなので。全部想像で書いている。
常にアンテナを張って、自分とは違う職業の方などのお話を聞いたりしながら、色んな考え方や想いに触れるようにしています。
そこに自分の考えを混ぜて歌にして発信したりとか。
フィクションだからこそ、人によって色んな捉え方があるし、「あ、そういう捉え方もあるんだ」って発見にも繋がるし、自分の生活と照らしあわせながら、何か衝撃を受けてもらえたらなと思っています。
ちなみに、1曲だけノンフィクションで、おかあさんの手料理について書いた「ママのコロッケ」っていう歌があるんで、良かったら聴いてみて下さい!(笑)
―他に音楽活動で意識されていることはありますか?
大野:僕が普段から思っているのは、ステージでは嘘はつけないってことです。僕の場合、バンドさんと違って、1人でやってるんで、僕の一言一言とか、目線の配り方とかがすごく注目されやすいんです。だから背伸びするとすぐにバレる。
だからこそ、そういうひとつひとつの表現に気を配りつつ、今の大野ヒロカズってこういう人間だよっていうのを、ストレートに分かりやすく伝えられたらと思います。
大阪の良い所は?
―大阪の好きな場所はありますか?
大野:天神橋筋商店街がすごい好きです。色々ありすぎて面白い。ケバブ屋さんがあったり、駄菓子屋さんがあったり。
あと、この服10年前から置いてない!?って思うような服があったりとか(笑)
色々交じり合ってて、訳が分からないのに、何故か一体感があるんですよね。
なんとも言えない感じがすごい好きで、よく行きたくなります。
―大阪の良さをPRしてください!
大野:やっぱり粉もんですね。たこ焼き、お好み焼きはやっぱり強いです。上新庄にある「雷蛸」っていうたこ焼き屋さんが一番おすすめなたこ焼き屋さんです。
作り方もすごいこだわりがあって美味しくて、週に1、2回は行ってます。
そこの店主もすごい面白い人で、雰囲気はDA PUMPのISSAさんみたいなめちゃくちゃかっこいい人なんです。
店主との触れ合いが楽しめたり、そういう人情に溢れているところも、大阪ならではですよね。
まあ悪く言うと、おせっかいというか。(笑)
でもそれは、その人を思ってこその優しさだったりするので、そういった人情とかおせっかいに触れられるのも、大阪の面白いところだなあと思います。
ストリートミュージシャンで輪をつくるのに次に紹介される方は?
次に紹介されるアーティストは「アキラ」さんです!!
大野さん、快くインタビューを受けて頂きありがとうございました!
今後の予定
8/24日(土)「バチコーン!!!vol.②」@心斎橋 酔夏男
8/31日(土)「3人だけの大運動会」@心斎橋歌う魚 など
あとは、10月12日(土)尼崎ブラントンでやっている、ギターの奏法カッティングに着目した「カッティング一族」っていうライブがおすすめとのことです。
あとは毎週アップされているYouTube是非とも見てみて下さいね!